「社会福祉制度」を変えることから、日本を変えていきたい!
社会福祉の原点は<弱者救済>ですが、それには<本当の弱者>という限定が付きます。
日本では、この<本当の弱者>の定義や区分があまり明確ではありません。
年齢、健康状態、家族構成、収入と資産など様々な要因があります。
福祉予算は無限ではないので、<偽物の弱者>を見抜いて選別する仕組みと強い意志は不可欠です。
さらに、「弱者とは個人のことであって法人は含まれない」と私は思っています。
法人の存続は自己責任ですが、法人の倒産や消滅によって弱者となった個人は、もちろん社会福祉の対象です。
「自助・共助・公助」という概念は、社会福祉制度においても重要ですが、同時に、<国と都道府県と市町村の役割分担>を予め明確に定めておくことも重要です。
社会福祉は「扶養する家族がいない乳幼児を保護し育成する」ところからスタートし、「身寄りのない老人が安心して最期を迎える」ゴールまで続きますが、絶えず「優先順位と最善が問われる」ことになります。