日本どうする研究所ブログ

「日本はどうなる?」ではなく、「日本をどうする?」という呼びかけです。そして、私なら「こうする」という意見・提案、「こうなって欲しい!」という願望を書いていきます。

「税制」を変えることから、日本を変えていきたい!

日本を「賢い国」にするためには<税制改革>も不可欠です。

税制の原点の一つは<公平課税>です。
「この人には課税するが、あの人には課税しない!」という不公平な課税があってはなりません。
「この人には多めに課税するが、あの人には少なめに課税してあげる」という不公平な課税であってはなりません。

税制の原点の二つ目は<徹底徴税>です。
「この人からの徴税は100%でなくても良い」とか「目こぼしをしてあげても良い」という不公平があってはなりません。
脱税は必ず摘発して徴税し、予防のためにも重い罰金と罰則を課すべきです。

税制の原点の三つ目は<優先活税>です。
活税とは「税金を活かして使う」ということです。
国や自治体が使える予算は無限ではなく、上限も有れば下限も有ります。
限られた税金を活かすには、使途の目的や意義、事情等に優先順位を定めることです。
その優先順位に迷った時は「緊急性」や「将来の効果」を考慮して決めるべきです。

税制の原点の四つ目は<情報公開>です。
課税でも徴税でも、「誰が?いつ?幾ら納税したか?」ということは全てを公開すべきです。
それが公平課税であり、徹底徴税でもあります。
公金の使途についても、「誰に?何の目的で?幾ら渡したか?」ということにはプライバシーはありません。
公金の使途に関して、「これで良かったか?」という検証を重ねることが、将来の優先活税の質をさらに向上させることになるからです。

つまり税制の原点は、<公平課税><徹底徴税><優先活税><情報公開>の四つです。
私はこれを<納得税制の4原則>と言っています。

税制は、国民を納得させる内容であることも不可欠なのです。