大規模になり過ぎた<夏のオリンピック>を「屋内競技」と「屋外競技」に分割して開催していくことを日本から提唱していく。<日本を面白くする100の挑戦>13/100
夏季オリンピック大会はもう規模が大きくなり過ぎました。
競技種目と参加選手の数が増えても、大会日程が増えなければ、世界中に生中継される放送日程も足りないので、結果的にテレビ中継される種目が減っています。
そこで出てきたのが<分割開催案>です。
<2020TOKYO大会>の開催が酷暑の時季に開催されることになった時に発想されたのが、<屋内競技>と<屋外競技>との分割開催案でした。
体操 バレーボール バスケットボール ハンドボール バドミントン 卓球 重量挙げ 柔道 レスリング ボクシング フェンシング 水泳 高飛び込み 水球などの屋内競技は冷暖房の利いた屋内競技場で開催されるので酷暑の時季でも開催に支障はありません。
これに対して、陸上 自転車 カヌー ヨット サッカー ホッケー 野球 馬術 アーチェリーなどの屋外競技は、春や秋などの過ごし易い季節に開催することになります。
この<屋内屋外分割開催案>に真っ先に飛びついたのは旅行ホテル業界でしょう。なぜなら<オリンピックの稼ぎ時>が、時期をずらして2回有るので年間通しての客室稼働率が飛躍的に上がるからです。
次に賛同したのは意外にもアメリカのテレビ放送業界かもしれません。こちらも理由は同じです。「競技中継の総時間」が倍になるからです。
この<屋内屋外分割開催案>を日本から提案していけば、世界のスポーツビジネスはまた一段と面白くなるでしょう。